《どっちがいい?》は、「疑問形」ではなく「後押しして欲しい形」

『どっちがいい?』

 

日頃この会話はよく聞きますね。

誰しもよくこの聞き方をしますが、私はあまり好まない。

自分自身でもこの言葉は発しない。

 

 

こういう聞き方をするときの真意はこうである。

 

ABがあって、

 私は【8:2】でほぼほぼAの方で決まりなんだけど

 しっかり【10:0】Aにすると自信を持って決めたいから

 私の背中を押してくれない!?(まぁAにするんだけどね.....笑)」

 

っとまぁこんな感じ。違いがあるとしたら、

【8:2】のところが【7:3】もしくは【9:1】とせいぜいこのくらいだろう。

*あくまで自分自身の中での問いであるときの話

 

このようにほとんど決まっているのに聞いていくる。

時間の無駄だよね。

 

もし本当に五分五分だとしたら

後悔したくないから自分自身のことは人に身を委ねないはず。

だから確実に上記のような比率だろう。

 

私はこのように聞かれた時には、絶対にBがいいよと答えるようにしている。

そうすると面白いことにAとBの対比がわかる。

【9:1】や【8:2】の時はBが良いと言っても一瞬迷いを入れてからAにするが

【7:3】だとBが良いよと言うと【6:4】に変わり本当に迷いだす。笑

(その時は悪さをしてBが良いと言ったけどAの方が良いよと言ってあげるんだけどね)

 

みんな最後のところで自信が欲しいからこれを聞くのである。

バンジージャンプでいうと飛ぶ直前でそっと後ろから押してあげる感じ。

 

だから『どっちがいい?』は、

「疑問形」ではなく「後押しして欲しい形」なのである。