2016年1月12日 〜同じなようで同じでない〜
昔からご縁があり四輪業界、二輪業界ともにお付き合いがあります。
特に二輪業界に関しては深く関わらせて頂いています。
この2つは同じ乗り物として認識している方が多いと思います。
確かにこの2つは同じ乗り物です。
しかし、ビジネスをしていく上でこの2つは全くの別物です!!
どのくらいかと言うと......
「野球選手」と「ソフトボール選手」ではなく、
「野球選手」と「サッカー選手」ではなく、
「スポーツ選手」と「芸人」
これくらい業界としては全くの別物です。
全てを比較しても違いが一目瞭然です!!
・車は日常の生活に必要な物だが、バイクは必需品というよりは趣味志向の強い物です。
・車を買うときに音を細かく聞く人はマニア以外ほぼいませんが、バイクはマニア問わず音を重視される方がほとんどです。
・車の国内販売台数・売上とバイクの国内販売台数・売上では天と地ほどの差があります。
・世界人口に対して日本人口の割合は、車の国内販売割合とバイクの国内販売割合も全くもって違いますし
バイクに関して、世界に対して日本の人口割合と世界に対して国内販売割合は驚くぐらい少ないです。
・車は国内生産とバイクの国内生産も全く違います。
また、世界の売上トップ10の中で
トップは世界一スーパーマーケットの「ウォルマート」で、以下9社は6社が石油会社で1社が電気会社で2社が自動車会社です。
ちなみにトップ50だと5社も自動車会社が入ってきます。ちなみにちなみにバイクは世界のトップ100にも入ってきません。
あげればもっともっと出てきますが分かりやすくこのくらいにしておきます。
これを見れば全く違うことがわかると思います。
なので、ビジネスをするときはアプローチや価値観、見方などもはや根本から違ってきます!!
しかし、案外それを理解できている人はいません。
(特に二輪業界の方々)
世界にはこのように「同じなようで同じでない」ことが山ほどあります。
なのでそれぞれの根本のところ[本質]をしっかりと理解する必要があります。
これができると何をやってもビジネスはやっていけます。
しかし、この中でもさらにレベルの高い方々は分野問わずに
➕αとして
「同じものでも同じでない」見方もできるんです。
よくテレビとかでも
こんな商品には実はこんな使い方もあったんです!!
みたいなことありますよね!?
身近なものでいうと「ジップロック」です。
ジップロックは昔から食べ物を保存するための袋として売れてきましたが
今さらに格段に売上を伸ばしているというのです!
それは何故かというと、、
スマートフォンでなんでもできるようになったのでそれをお風呂に持ち込むんです!
その時にジップロックに入れて持ち込みます。
スマートフォンの普及率が劇的に増えたためにそれに伴いジップロックも売れ出したんです。
このように別の観点から捉えることでまた別の価値を生み出せることができます。
これが「同じものでも同じでない」ということです。
今日新聞で豊田章男社長の記事が載っていたのでふと思い書きました。
おわり。
僕は常にチャレンジャー